バイク乗りのミニマリスト

工場勤務者の資産形成&バイクライフ

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R100RSというバイク

コージです。

今回は愛車のR100RSについて再び書いてみたいと思います。

 

R100RSに乗り始めて 3年。

ここ最近は、ハンターカブ に主役を奪われつつある。


ただ、1人でぶらっと走りたいと思った時はR100RS以外考えられない。

 


今回は、僕が所有する1988年式R100RSの持つ不思議な魅力について考えてみた。

 


水平対向エンジン

味わい深いOHVエンジン。

決して、速くはないけど、微かな鼓動と

良い音を奏でてくれる。

スピードがのれば、モーター様な音に変化するとこも好きなとこ。

張り出ているエンジンは唯一無二。

こんなにエンジンが主張するバイクは

昔乗ったスポーツスター以来だと思う。

 

カウル類

すっぽりと身体を覆ってくれるカウル。

夏はサウナになるアンダーカウル。

 


コクピット然としたメーター類。

夜間・トンネルでは全く見えないけど…

低速では振動で見にくいサイドミラー。

昔の軽みたいだけど、何故かR100RSにはベストマッチ。

 


外装類シート

全くお尻が痛くならないシート。

同じ距離を乗っても、ハンターカブ では耐えれないのに…

ワンタッチで開閉するところも、

よく考えられている。

 


タンクはピン一個で止まっている。

こちらもメンテナンス性が考えられている。基本、機械なんだから、壊れるものという概念があるんだろう。

日本では、物は壊れないというスタート地点が違う。

 

走り

見た目からは想像できない程、コーナーでは軽やかに走る。

これは正直、一番の驚きだった。

勿論、現代車と比べればもっさりはしているだろう

それでも、30年も経過したバイクだとは思えない

水平対向エンジンのお陰か低重心でコーナーをクリアできる

高速ではカウルのお陰で疲労度は少ない

ゆっくりと景色を楽しみながら走る自分のスタイルには

ベストマッチしている


今までとこれから

良いバイク……

人それぞれ考え・感じ方は違う。

R100RSより、速く安定性のあるバイク、乗りやすいバイクは数え上げたらきりがないぐらいあるだろう。

ただR100RSは、そう言ったのと違うベクトルのバイクだと思う。

 


正直壊れる。その分お金もかかってしまう。

故障を楽しめる領域まで、到達したらいいが、殆どの人達は楽しめないと思う。

僕自身も故障が続けば、気安くロングにも出れないし、旅先で壊れた事も考えて行動しなければならない。

現代車に比べれば、その分ストレスとなってしまう。

いっそのこと売却も考えてしまう時もある。

もっと快適で、疲れずにロングツーリングに出れるバイク達に。

 


それでも、バイクカバーを取って、R100RSのフォルムをみると、そんな気持ちは消し飛んでしまう。

 


そして、エンジンをかけ、これで良い・これが良いって思える不思議なバイク。

 


道具という領域を超えた存在になんだろう。

これからも僕は、壊れたら売却しようかと悩み、違うバイク達のインプレを見ながら、妄想を膨らませ、そしてR100RSに乗っていくんだろう。